本記事ではこのようなお悩みを解決します。
本記事の内容
- NFTのミント(Mint)とは?意味は立場によって違う!
- NFTのミント(Mint)をする前の準備
- NFTのミント(Mint)のやり方【購入者・出品者】
- NFTをミント(Mint)する際の注意点
- NFTのミント(Mint)に関するよくある質問
最近、新しいNFTプロジェクトが続々と出てきて、「ミント(Mint)」という言葉をよく聞くようになってきていませんか?
今後NFTを触っていく上では、このミントを理解しておくことは必要不可欠です。
本記事では、NFTのミント(Mint)のやり方やその意味を分かりやすく解説します。
この記事を読むと、NFTのミントに関する全体像をつかみ、失敗しないやり方までマスターできますよ!
【超重要:手数料についてのご案内】
人気のコインチェックなどを使っている方は手数料でかなり損しています。
なぜなら、NFTの購入に必要な送金を行うたびに、1,000~1,500円が必要になってしまうから。
この送金手数料は、実はGMOコインであれば完全無料です。
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「絶対に大損したくない」方は、送金手数料が"タダ"のGMOコインを使いましょう!
>>【有名・人気】日本でおすすめのNFTアートをレベル別で35個紹介!
NFTのミント(Mint)とは?意味は立場によって違う!
実はNFTのミントって2つの意味があります。
それぞれについて、簡単に解説していきますね。
NFTの購入者にとってのミント(Mint)
みなさんがよく耳にするミントはこちらの意味で、購入者にとっては新たに登場するNFTを手に入れることです。
そのため、「OpenSeaなどの二次流通ではなく、NFTの初回購入のことだ!」と思ってもらえればOK。
ちなみにミントは初めてのNFT購入になるので、お得な価格での販売が大半ですよ。
NFTの出品者にとってのミント(Mint)
NFTの出品者(クリエイター)にとってのミントとは、自分のデジタルアートをNFT化することです。
英語の「Minting(鋳造する)」が語源になっています。
例えば、以下のツイートをされている方は絵をNFTとして出品されているので、これはミントをするという行為を経ていることになります。
「1日1枚」
新しいNFTコレクション。
1日1枚画用紙にカラーペンで描いた絵を出品してゆきます。
2日目。「うなじ」https://t.co/rwll1EVHqb pic.twitter.com/RqwquU7LLv
— しゅんたま@二面性カオスマン (@EnjoyDrinkWine) April 17, 2023
このようにミントには2種類の意味があることを覚えておきましょう。
リストとミントの違いは?
NFTのリスト(List)とは、「価格をつけて、NFTを売りに出す」ことを意味します。
そのため、流れとしては以下のようになります。
- ①イラストなどの画像をミントする
- ②ミントしたNFTをお店でリストする
例えばOpenSeaなどでよく見る「リスト率」という表記は、売りに出されているNFTの割合ということになります。
きちんとリスト・ミントの違いは押さえておきましょう。
NFTのミント(Mint)をする前の準備
NFTのミント(Mint)をする前に、まずは以下の4つを準備しましょう。
1. 仮想通貨取引所の口座開設&イーサリアムを買う
2. メタマスクをインストールする
3. イーサリアムをメタマスクに送金する
4. OpenSeaのアカウントを作る
では、それぞれについて見ていきます。
1. 仮想通貨取引所の口座開設&イーサリアムを買う
まずは、GMOコインの口座を作りましょう。
国内大手のGMOコインがおすすめな理由は以下の通りです。
GMOコインの最大の強みは、送金手数料がタダになることです。
もし口座開設の手順に不安がある方は、「【GMOコインの口座開設方法を解説!【スマホで簡単】」を参考にしてみてください。
また、口座を作れたら、現時点でNFTの取引に必須のイーサリアムを買っておきましょう。
以下の記事で画面を追いながらやってもらうと、5分ほどでカンタンに買えますよ。
>>【GMOコイン】イーサリアムの買い方・購入方法をわかりやすく解説【スマホ・PC】
GMOコインでイーサリアムの買い方をわかりやすく解説!【スマホ・PC】
続きを見る
2. メタマスクをインストールする
口座を作れたら、次はメタマスクをインストールします。
メタマスクは簡単にいえば、仮想通貨を入れておくためのお財布のようなものです。
メタマスクのインストール方法に関しては以下の記事で解説してあります。
10分もあればかんたんにできるので、サクッと済ませておきましょう。
>>【簡単】MetaMask (メタマスク) ウォレットの作り方を画像付きで解説
3. イーサリアムをメタマスクに送金する
続いて、先ほど作ったメタマスクにイーサリアムを送金しましょう。
やり方はカンタンで、GMOコインからメタマスクのアドレス宛に金額を指定して送るだけです。
メタマスクのウォレットを作るのと同様、たいして難しい作業はないので安心してください。
>>GMOコインからメタマスクにイーサリアムを送金する方法【手数料や送金時間も】
4. OpenSeaのアカウントを作る
OpenSeaとは世界最大級のNFTマーケットプレイスのことです。
このOpenSeaに先ほど作ったメタマスクを接続させます。
まずは、OpenSeaのページを開きましょう。
公式サイトへ移ったら、画面右上の人のマークをクリックし、そこから「Settings」を選択します。
次の画面で「MetaMask」をクリック。
そして、「署名」をクリックします。
これでOpenSeaにメタマスクを登録できました。
NFTのミント(Mint)のやり方【購入者の場合】
ここまで準備できたら、購入する側の方は以下の2ステップでミントしてきます。
5. NFTプロジェクトを見つける
6. NFTをミント(Mint)する
新たに登場するNFTを初回購入する際は、ぜひ参考にしてくださいね。
5. NFTプロジェクトを見つける
まずは、ミントしたいNFTプロジェクトを探しましょう。
>>【OpenSeaも】NFTアートの探し方・見つけ方6選!自分に合った作品を見つけよう
【必見】NFTアートの探し方・見つけ方6選!OpenSeaを使った方法まで紹介【安い作品も】
続きを見る
そして多くのNFTプロジェクトでは、アローリストという優先購入権が配られます。
アローリストを持っていると、そのNFTプロジェクトのNFTをミントできるようになるといった仕組みです。
ちなみにアローリストの獲得方法は、プロジェクトによっても異なります。
詳しく知りたい方は、関連記事「【重要】NFTのAL(アローリスト)とは?獲得方法やメリットを解説」を参考にしてみてください。
6. NFTをミント(Mint)する
アローリストをゲットできたら、いよいよミントしていきましょう。
ミントのやり方は、以下の3ステップです。
- Mintサイトにアクセスし、メタマスクと接続する
- Mint(ミント)する個数を選ぶ
- 「Mint」をクリックする
とはいえ、イメージがなかなかできないと思います。
初めてのMint(ミント)本番を迎える前に、1度以下のサイトで練習してみてください。
NFTのミント(Mint)のやり方【出品者の場合】
ここまで準備できたら、出品する側の方は以下の2ステップでミントしてきます。
5. コレクションを作る
6. NFTをミント(Mint)する
「自分のデジタルデータを売ってみたい!」という方は参考にしてみてくださいね。
5. コレクションを作る
まずOpenSeaの公式ページにアクセスし、画面右上のアイコンをクリックして「My collections」を選択します。
そしてメタマスクが開かれるので、「署名」をクリック。
以下の画面で「Create a collection」をクリックします。
ここからはコレクションの情報を入力していきます。
まずはイメージ情報から。
- Logo image:コレクションのアイコン画像
- Featured image:一覧ページなどで表示される時のアイキャッチ画像
- Banner image:コレクションページのバナー画像
次にコレクション名やカテゴリーを設定します。
- name:コレクション名
- URL:コレクションのURL
- Description:コレクションの詳細説明
- Category:コレクションの出品カテゴリー
ちなみに「Category」は以下の中から選べます。
次にSNSアカウントなどをお持ちであれば、ここで設定しておきましょう。
「Creator earnings」はロイヤリティ(2次販売手数料)のことです。
設定方法としては、まず「Add address」をクリックします。
そして、ウォレットアドレスを入力し、ロイヤリティを0~10%の内から設定しましょう。
次に、販売通貨を設定します。
まず、Blockchainを「Ethereum」または「Polygon」から選びます。
市場規模が大きいのは「Ethereum」の方です。
なので、これからNFTを出品して本気で売っていきたいという方は「Ethereum」を選んでおきましょう。
コレクションの表示方法を設定します。
ここはお好みで大丈夫です。
出品内容が過激な方のみ、「Explicit & sensitive content」をオンにします。
それ以外の方はノータッチでOK。
最後に「Create」をクリックすれば、コレクションの作成は完了です。
6. NFTをミント(Mint)する
いよいよ販売したいデジタルデータをNFTへとミントしましょう。
まずはOpenSeaのトップページの画面右上にある「Create」をクリックします。
作品のアップロードや情報を設定していきます。
- Image,Video,Audio,or 3D Model:ここに作品をアップロードする
- Name:作品の名称
- External link:作品のURL
ここも作品の詳細情報の入力です。
- Discription:作品の説明
- Collection:作品を登録するコレクションを選択
以下の詳細情報は、初心者の方であれば基本的にそのままでOKです。
Supply(供給量)は1のままでOK。
そして、「Blockchain」で作品を販売するブロックチェーンを選びます。
今のところ「Ethereum」を利用しているユーザーが圧倒的に多いです。
なので、作品をしっかり売りたいのであれば、「Ethreum」にしておくと良いでしょう。
ここまですべての情報を入力したら、あとは「Create」をクリックしてミント完了です。
【補足】ミントしたNFTをリスト(出品)する方法
ミントでは、デジタルデータをNFT化した状態です。
ここからNFTを販売したいのであればリスト(出品)する必要があるので、軽くやり方を解説しますね。
まず、ミントしたNFTの作品ページの右上にある「Sell」をクリックします。
あとはNFTを出品方法が選べるページに移るので、必要事項を入力していくだけです。
- Type:「Fixed Price」を選択
- Price:出品価格
- Duration:販売期間
入力できたら、「Complete listing」をクリックしてリスト完了させましょう。
>>【OpenSea】NFTの売り方・出品方法を画像付きで解説
NFTの売り方!OpenSeaでの出品方法を画像たっぷりで分かりやすく解説
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NFTミント(Mint)のやり方に関する注意点
ミントをする際の注意点を、購入者・出品者それぞれの立場について解説します。
購入者側の注意点
詐欺サイトに注意
基本的にミントは専用のサイトから行うことが多いです。
ただそれを裏目にとって、偽物のミントサイトを用意する詐欺師たちが存在するのが事実…。
X2E-VILLAINSいよいよあと3日‼️
⚠️詐欺・スキャムにご注意⚠️
#X2Eヴィランズ が初のNFT購入のみなさんも防御力を高めていきましょう✅販売ミントサイトは2/25 当日に
X2E-DAOのDiscord内にしか掲載されません!!※それ以外は全て偽物!!必ず覚えておきましょう。
ぜひ拡散ご協力お願いします🙇♂️ pic.twitter.com/XbgF6V806s— X2E-DAO / X2E-HEROES (@x2edao) February 22, 2023
NFTを格安で買えるチャンスでテンションが上がるかもしれませんが、一度正式なサイトかどうか立ち止まって確認するようにしてくださいね。
ガス代(手数料)がかかる
NFTのミントにはガス代と呼ばれる手数料がかかります。
金額はタイミングにもよりますが、大体800円から2,000円ほど。
そのため、ミントに必要な価格にプラスでガス代分も用意しておきましょう。
ちなみにガス代は「ガス代を【OpenSea】ガス代を節約する3つの方法を紹介」の記事を読むと、節約方法が分かりますよ。
仮想通貨の手数料で損しない
もし仮想通貨の買い方を間違えてしまうと、かなり手数料だけでも損してしまうことになります。
なのでNFTを買うのに必要なイーサリアムを「取引所」で購入するようにしましょう。
なぜなら、もう一方の「販売所」では手数料が上乗せされており、そちらで買うと損することになってしまうからです。
そのため、お得な「取引所」でイーサリアムを買えるGMOコインを利用して手数料を節約するようにしましょう。
口座開設の手順に不安がある方は、「GMOコインの口座開設方法を解説!【スマホで簡単】」を参考にしてみてくださいね。
出品者側の注意点
詐欺には要注意
OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスやメタマスク(NFTのお財布)には、偽物のサイトが存在します。
もし偽サイトに自分のNFTが入ったウォレットを接続してしまうと、盗まれてしまう可能性があります。
以下が正確なURLなので、アクセスした際には必ず確認するようにしてください。
- メタマスク→metamask.io
- OpenSea→opensea.io
また、1度正しいURLのサイトにアクセスしたら、今後はブックマークしておいて使うようにすると安全にNFT取引を行えますよ。
もし仮にハッキングに遭ってしまった場合は、「メタマスクが乗っ取り被害に遭った時の対処法を解説します」の記事を参考して即行動しましょう。
他の人の作品を悪用しない
他人の作品を上手くミントしようと思えば正直可能ではあります。
ただ、そういった行為はどうせバレてしまいますし、周りの人に迷惑がかかることになるので止めましょう。
そのため、必ずあなたのオリジナル作品をミント、そして出品するようにしてください。
NFTのミント(Mint)のやり方・意味でよくある質問
ここから、NFTをミント(Mint)する際によくある質問にお答えしていきます。
ミント(Mint)にお金はかかる?
結論、ミントにかかる費用は以下の通りです。
- 購入者:NFTの値段+ガス代
- 出品者:無料
出品者に関しては無料でミントすることができます。
また、購入者はミントするNFT本体の値段とガス代(数百円)のイーサリアムが必要です。
最近よく聞くフリーミントって何?
フリーミントとは、NFTをタダでもらうことです。
ガス代のみ必要になりますが、NFT本体の作品代が完全無料です。
その分お得すぎるがゆえに、ある程度の枚数制限などが良く行われますよ。
早押しミントに勝つコツは?
早押しミントで勝ちたいのであれば、前提として通信環境が良い場所でミントするようにしましょう。
さらに、一番の勝つための秘訣は「ガス代を積む」ことです。
これは上級者の方たちは当たり前のようにやっていることで、やり方さえ分かれば初心者の方でも簡単にできます。
詳しくは「MetaMask(メタマスク)のガス代を設定する方法!【NFTのクリック戦争で勝率UP】」の記事で解説してあるので、ぜひガス代の設定をしてから早押しミントに臨んでみてください。
ミント(Mint)に失敗しないためには?
どのNFTにも言えることですが、何より前日までにしっかり準備しておくことが大切です。
実際当日になって何かトラブルが起こる可能性は0ではありません。
そのため、「直前でもいいや~。」という考えは捨てるようにしましょう。
>>【GMOコイン】イーサリアムの買い方・購入方法をわかりやすく解説【スマホ・PC】
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NFTのミント割れって何?
NFTのミント割れには、以下の2つの意味があります。
- 販売したNFTが売れ残った状態
- NFTの元の販売価格よりも価格が下回った状態
0では無いかもしれませんが、基本ミント割れしてしまったNFTの価値が上がった事例はほとんどありません。
どんなものがミント(Mint)できる?
結論、デジタルデータであれば何でもミント可能です。
具体例を挙げると、以下のようなものがあります。
- 写真/画像
- イラスト
- 動画
- 音楽
- ツイート
- ドメイン名
- ゲームアイテム
詳しくは関連記事「NFTとして売れるものを具体例付きで9つ紹介!【OpenSea】」で解説してあるので、気になる方はチェックしてみてください。
ミント(Mint)で人気があるNFTは?
最近では、よく国内のジェネラティブNFTのミントが盛り上がっています。
具体的には以下の辺りのNFTのミントが、特に話題になりました。
- CryptoNinja Partners (CNP)
- CNP Jobs (CNPJ)
- Live Like A Cat (LLAC)
- Aopanda Party (APP)
- しきぶちゃん (Shikibu World)
他にも人気のNFTは以下の記事で解説してあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
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NFTの楽しみ方って何かある?
NFTの楽しみ方の例として、以下のようなものが挙げられます。
- コレクションする
- NFT転売で稼ぐ
- 特典を受ける
- コミュニティで交流する
- お金を借りる担保にする
これら以外にもNFTの楽しみ方はたくさんあるので、気になる方は以下の記事をチェックしてみてください。
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ミント(Mint)のやり方・意味を理解してNFTを楽しもう!【まとめ】
本記事では、NFTのミント(Mint)のやり方やその意味を解説してきました。
おさらいですが、NFTのミントには以下の2種類の捉え方があります。
- 購入者:新たに登場するNFTを手に入れること
- 出品者:デジタルアートをNFT化すること
今後のNFT市場ではますますこのミントに触れる機会が増えてくるはずなので、今のうちに理解を深めておきましょうね!
【超重要:手数料についてのご案内】
人気のコインチェックなどを使っている方は手数料でかなり損しています。
なぜなら、NFTの購入に必要な送金を行うたびに、1,000~1,500円が必要になってしまうから。
この送金手数料は、実はGMOコインであれば完全無料です。
もし選ぶ取引所を間違えると、年間で1万円以上の無駄な出費に繋がりかねません…。
「絶対に大損したくない」方は、送金手数料が"タダ"のGMOコインを使いましょう!
また、以下はNFTの関連記事になるので、気になるものがあればチェックしてみてくださいね。
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