本記事ではこのようなお悩みを解決します。
本記事の内容
- MetaMask(メタマスク)で複数アカウントを作るメリット
- MetaMask(メタマスク)で複数アカウント作る際の注意点
- MetaMask(メタマスク)で複数アカウントを作る方法
最近NFTに関連する詐欺がかなり増えてきています。
ただ、メタマスクのウォレットを分けると、ハッキングにする防御力を格段にUPさせることができます。
やらかしました…。
ツイッターで迂闊にも詐欺リンクを踏んでしまい、ウォレットを確認したところETHを抜かれていました😭
かなりショックですが、大切なNFTたちは保管用ウォレットに移しておいて良かったという気持ちの方が大きいです。
まだウォレットを分けてない方は早急にやっておくべきですよ。— けんとよ@仮想通貨ブログ×大学生 (@kentoyo_crypto) January 3, 2023
本記事では、メタマスクの複数アカウントの作り方やメリットを解説します。
この記事を読み終わるころには、大事なNFTを別アカウントで保管し、ハッキングに遭う可能性をグンと落とすことができますよ!
無料でできることなので、後回しにせず今すぐ自分の資産を守る努力をしましょう。
こちらをクリックしてメタマスクで複数アカウントを作る方法にジャンプする!
MetaMask(メタマスク)で複数アカウントを作るメリット
メタマスクで複数アカウントを作るメリットは以下の3つです。
- ハッキング対策ができる
- 資産管理がしやすくなる
- プライバシーの保護になる
では、1つずつ見ていきましょう。
ハッキング対策ができる
メタマスクのアカウントを複数作る1番のメリットは、ハッキング対策になるということです。
最近は偽サイトにメタマスクを接続してしまい、NFTを盗まれてしまうというハッキング事例が多いです。
【悲報】
NFTやら資産をメタマスクから、
全部ぶっこ抜かれました……ニーモニックや秘密鍵もバラバラの
ウォレットやのに抜かれた…PC自体、ハッキングされたみたい😢
続く
— 🌎sinocha.eth🫣🛸 (@patheen) October 7, 2022
ただ、NFTを保管する用のウォレットとNFTを取引する用のウォレットを分けると、その被害を防ぐことができます。
複数のウォレットを使い分けるのは面倒かもしれませんが、NFTを守るうえで重要なことです。
>>NFT詐欺にダマされないための5つの対策|詐欺事例もいくつか紹介
資産管理がしやすくなる
複数のアカウントがあると、資産の管理がしやすくなります。
イメージとしては、銀行口座を生活用・貯金用と分けるような感じです。
例として私の場合、以下のような使い分け方をしています。
- NFT保管用
- NFT取引用
- Defi用
プライバシーの保護になる
複数アカウントを作ると、プライバシーの保護にもなります。
なぜならメタマスクなどのデジタルウォレットでは、仮想通貨やNFTなどの取引データが他人にかんたんに見られるからです。
他に公開しないアドレスを持っておくと、見られたくないウォレットの内容を隠せます。
MetaMask(メタマスク)の複数ウォレットを作る際の注意点
メタマスクで複数アカウントを作る際の注意点は、以下の2つです。
- 同じメタマスク内でもう1つアカウントを作るのは無意味
- PCでしか複数アカウントは作れない
では、1つずつ見ていきましょう。
同じメタマスク内でもう1つアカウントを作るのは無意味
以下のように同じメタマスク内でアカウントを追加することができますが、実はこれはハッキング対策になりません。
メタマスクのログインパスワードやシークレットリカバリーフレーズじたいは同じなので、ほとんど無意味なんですよね。
なので、別のシークレットリカバリーフレーズを使うために、別でメタマスクウォレットを作ることが重要です。
>>メタマスクのシークレットリカバリーフレーズを忘れた!確認方法を解説します
PCでしか複数アカウントは作れない
メタマスクで複数アカウントを作るには、PCが必須です。
なぜなら、スマホではプロファイルの追加や設定が行えないから。
なのでGoogleChromeのようなPCでのブラウザで作業するようにしましょう。
MetaMask(メタマスク)で複数アカウントを作る方法
メタマスクで複数アカウントを作る方法を解説していきます。
手順はたったの2ステップです。
- ①:プロファイルを追加する
- ②:新たなプロファイルでメタマスクをインストール
ここでは「Google Chrome」を使った方法を紹介します。
では、見ていきましょう。
①:プロファイルを追加する
まず、Google Chromeを開き、画面右上にあるアイコンをクリックします。
そして、「+追加」をクリック。
「アカウントなしで続行」をクリック。
好きな名前を付けて、「完了」をクリックしましょう。
すると、プロファイルの追加ができました。
デスクトップに戻ると、新しいChromeがあるはずです。
②:新たなプロファイルでメタマスクをインストール
あとは新しく追加したプロファイルにメタマスクをインストールすればOKです。
メタマスクの公式サイトへアクセスし、画面の手順に従ってメタマスクを作成していきましょう。
もし作り方を忘れてしまったという方は、以下の記事を参考にしながらインストールしてみてください。
【簡単】MetaMask (メタマスク) ウォレットの作り方を画像付きで解説
続きを見る
【補足】新たなアカウントにNFTを移動させる方法
NFT保管用のウォレットを作れたら、既存のメタマスクからNFTを移動させていきましょう。
まず、OpenSeaのプロフィール画面を開いてください。
するとあなたが保有しているNFTが表示されるので、「…」→「転送」の順にクリックします。
送りたいNFTすべてにチェックして、「続行」をクリック。
そして新しく作ったアカウントのウォレットアドレスをコピペし、「Send~」をクリックします。
あとはガス代を確認すれば、NFTを新たな保管用ウォレットに移せますよ!
MetaMask(メタマスク)で複数アカウントに関してよくある質問
ここからは、メタマスクの複数アカウントに関してよくある質問にお答えしていきます。
複数アカウントはいくつ作ればよいの?
具体的に何個作ると良いという明確な答えはありませんが、だいたい3個ほど作っておくと良いですよ。
- メイン:信頼できるサイト(OpenSea)などでのみ使用
- 捨てメタマスク:海外のPJや新サービスに使う
- 保管用:ほとんど操作しないNFT保管用
このように複数に分けてあげるだけでセキュリティの強度はグンと増しますよ。
ハッキングの手法にはどんなものがある?
ハッキングの手口として以下のようなものが挙げられます。
- SNSでDMがくる
- 知らないNFTが送られてくる
- 詐欺サイトにアクセス
これらの手口については、「NFTの詐欺対策5選!主な詐欺事例と合わせて防御力の高め方を解説します」で詳しく解説してあるので、気になる方はチェックしてみてください。
メタマスクの削除方法は?
メタマスクの削除方法はGoogle Chromeを開き、拡張機能を削除するだけです。
- ①画面右上の「拡張機能マーク」をクリック
- ②「3つの点マーク」をクリック
- ③「Chromeから削除」をクリック
>>メタマスクのアカウント削除・再インストール方法を解説!【スマホあり】
さらに安全なハッキング対策は?
ネットから切り離された「ハードウェアウォレット」で保管するというものです。
マナブさんのような有名な方たちもレジャーナノというハードウェアウォレットを使用されています。
ラジオからの質問で「仮想通貨の外付けウォレットは、なにが良いか?」と質問があったので回答です。
基本的には、最大手の「Ledger」で問題ないと思い、僕は「Ledger Nano S」を利用中。これに入れて、実家でガチホして忘れてました。そしたら価格が「10倍」に増えました😌https://t.co/c20OfIUDQK https://t.co/IsO3YVWy4g pic.twitter.com/icAL7qvlJa— Manabu (@manabubannai) December 21, 2021
NFTを詐欺から守るための防御力が段違いに高まるので、大切なNFTを失いたくない方はぜひ検討してみてください↓
>>NFTの保管方法!ハードウェアウォレットの使用がおすすめ
メタマスクのパスワードを忘れたら?
以下の手順でメタマスクのパスワードは変更可能です。
- 1. ウォレットをリセット
- 2. 新しいパスワードを設定
以下の記事で画像を追うだけで、3分もあれば完了しますよ。
>>メタマスクのログインパスワード変更方法!忘れてしまっても解決できる
メタマスクのログインパスワード変更方法!忘れてしまっても解決できる
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メタマスクって安全なの?
結論から言うと、メタマスクは危険ではありません。
というのも、メタマスク自体はConsenSysという信頼性が高いソフトウェア企業が作っているので、安全だと捉えてOKかと。
しかし、外部からの要因でハッキングなどをされる危険性はあるので要注意です。
>>【大丈夫?】MetaMask(メタマスク)の安全性・危険性をわかりやすく解説!
まとめ:メタマスクの複数アカウントで防御力を高めよう!
本記事では、メタマスクの複数アカウントの作り方を画像付きで解説してきました。
複数ウォレットを作っておくと、あなたの大切なNFT・資産を守ることにつながります。
ここで紹介したことは無料&10分あればできること。
仮にハッキング被害に遭ったとしても被害を最小限に抑えられるので、きちんとできる対策はしておきましょう。
こちらをクリックしてメタマスクで複数アカウントを作る方法に戻る!
また、以下はメタマスクの関連記事になるので、気になるものがあればチェックしてみてくださいね。
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