本記事ではこのようなお悩みを解決します。
本記事の内容
- メタマスクが乗っ取りの被害に遭った時の対処法
- メタマスクが乗っ取りの被害に遭わないためにできる対策
メタマスクがハッキングされて中身を抜かれてしまったそこのあなた。
残念ながら、失った資産を取り戻すことはできません。
今回のメタマスク乗っ取り被害の件は自分の不注意なので自己責任ですが、絶対にあっていいことではないし 本当に悔しく悲しく憤りを感じています。
朝からみんなに心配やお騒がせをしてしまって本当に申し訳ないです。
対応や情報提供に協力してくれたみなさん本当に本当にありがとうございます。
— ayaru (@ayaru49397559) May 18, 2022
朝からハッキングに会いました
大事にしていたものを全て取られました
原因になったツイートはこちら
でも認証押してないのにな
サイト自体がスキャムの可能性ありhttps://t.co/tXTh9DAzgp
— のまひろし★4月おもちゃの世界 (@hiroshi_NOMA) January 25, 2023
しかし、これ以上被害を大きくしないためにできることはあります。
本記事では、メタマスクが乗っ取りの被害に遭った時の対処法を解説していきます。
この記事を読むと、乗っ取りによるダメージを最小限に抑え、これ以上資産が抜かれるのを防ぐことができますよ!
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なぜなら、仮想通貨の送金を行うたびに、1,000~1,500円が必要になってしまうから。
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メタマスクが乗っ取りの被害に遭った時の対処法
メタマスクが乗っ取りの被害に遭った時の対処法は、以下の2つです。
- 残った資産を別のウォレットに移す
- メタマスクに紐づいているアカウントの移行を運営にお願いする
では、1つずつ見ていきましょう。
残った資産を別のウォレットに移す
幸いにも盗まれずに済んだNFTや仮想通貨があるという方は、すぐにでも別のウォレットに移動させましょう。
新しいメタマスクウォレットを作る方法は「MetaMask(メタマスク)で複数アカウントを作る方法!メリットも解説」で解説してあるので、ぜひ参考にしてみてください。
そして別アカウントのメタマスクウォレットを作れたら、盗まれなかった資産をそこに移していきましょう。
仮想通貨を移動させる方法
メタマスクを開き、「送金」をクリックします。
そして「送金先」に新しく作ったメタマスクのウォレットアドレスをコピペし、送りたい仮想通貨とその数量を入力すれば移動させられます。
ただ、新しいメタマスクウォレットに送った際に、全然反映されないことがあります。
これはトークンの追加を行うだけでたいていの場合は解決しますよ。
>>MetaMask(メタマスク)に送金したのに反映されない!結論:トークンを追加すれば解決
NFTを移動させる方法
まず、OpenSeaのプロフィール画面を開いてください。
するとあなたが保有しているNFTが表示されるので、「…」→「転送」の順にクリックします。
送りたいNFTすべてにチェックして、「続行」をクリックします。
そして新しく作ったアカウントのウォレットアドレスをコピペし、「Send~」をクリック。
あとはガス代を確認すれば、NFTを新たに作ったウォレットに移せますよ。
>>【どこ?】メタマスクのウォレットアドレスを確認する方法!教えることの危険性も解説
メタマスクに紐づいているアカウントの移行を運営にお願いする
もしメタマスクに紐づいているものがあれば、トラブル報告&アカウントの移行を運営に依頼するのがベストです。
例えばメタマスクとアカウントが紐づいているものとして、以下のような例が挙げられます。
- OpenSeaのアカウント
- DeFiのステーキング
- NFTゲームのアカウント
DeFiで運用させている資産をそのまま引き出そうとすると、詐欺師の元に送られてしまうということが十分にあり得ます。
なのでメタマスクと紐づいているサービスには1度依頼するようにしましょう。
その際に、乗っ取られた時にマルウェアが仕掛けられていればメタマスクだけでなく、他のサービスの認証情報まで盗られている可能性もあります。
そのため、可能な限り早めにサービスの運営側に連絡するようにしてくださいね。
【補足】乗っ取られたメタマスクは使わない
補足ですが、ハッキングされて乗っ取られたメタマスクは絶対に使わないようにしましょう。
なぜなら、秘密鍵が盗まれており、新たに資産を入れたりすると再び盗まれるリスクがあるからです。
資産を移し終したら、乗っ取られたメタマスクは削除しておいてくださいね!
>>メタマスクのアカウント削除・再インストール方法を解説!【スマホあり】
メタマスクが乗っ取りの被害に遭わないためにできる対策
今後メタマスクが乗っ取りの被害に遭わないためにできる対策は、以下の4つです。
- メタマスクのアカウントは複数に分ける
- ハードウェアウォレットで保管する
- 秘密鍵を聞かれても教えない
- 見知らぬNFTは無視する
では、1つずつ見ていきましょう。
メタマスクのアカウントは複数に分ける
まず、メタマスクのアカウントは複数に分けるようにしましょう。
具体的には以下のような感じで分けると良いですよ。
- NFT保管用
- NFT取引用
- Defi用
中でもNFTの取引用と保管用に分けることが超重要。
保管用のウォレットには大事なNFTを入れて放置し、OpenSeaの売買などは全て取引用で済ませるようにしましょう。
ハードウェアウォレットで保管する
さらに防御力を高めたいという方は、ハードウェアウォレットでの保管も検討すべきです。
ハードウェアウォレットを使うとインターネットから切り離された端末で保管できるので、セキュリティレベルを何倍にも向上させられます。
先ほど紹介した「複数ウォレットの作成」でもかなり安全ですが、言ってもメタマスクはネット上のウォレットなのである程度のリスクはあります。
メタマスク | ハードウェアウォレット | |
簡単なイメージ | オンライン上の財布 | オフラインでの財布 |
リスク | 高い | 低い |
メリット | ネットさえあれば使える | ネットから離れて安全 |
デメリット | セキュリティ面で心配 | お金がかかる・普段使いには不向き |
無料ではありませんが、数十万円のNFTでも守れるので買っておいた方が良いかと。
>>NFTの保管方法を徹底解説!ハードウェアウォレットを使うのが最も安全です
NFTの保管方法を徹底解説!ハードウェアウォレットを使うのが最も安全です
続きを見る
秘密鍵を聞かれても教えない
メタマスクの秘密鍵を聞かれたり入力させられそうになったりすることがあります。
これは間違いなく詐欺です。
基本的に秘密鍵を入力する場面はメタマスクを復元するときぐらいしかありません。
なので、秘密鍵は紙などにメモして保管し、絶対に漏らさないようにしてください。
>>MetaMask(メタマスク)の秘密鍵を確認する方法!【インポートのやり方も】
見知らぬNFTは無視する
たまにOpenSeaの「Hidden」に知らないNFTが送られてきていることがあります。
こちらも先ほどと同様に詐欺です。
うかつに触るとハッキングされて、ウォレット内の資産をすべて抜かれる可能性があります。
このようなNFTは放置していればその内OpenSea側が削除してくれるので、基本触らないようにしましょう。
>>NFTのバーン(Burn)とは?やり方や意味を解説【NFTを削除する】
まとめ:今後はメタマスクが乗っ取られないようにしっかり対策しておこう!
本記事では、メタマスクが乗っ取りの被害に遭った時の対処法を解説してきました。
今回メタマスクを乗っ取られて資産を抜かれたとしても、この経験は決して無駄ではありません。
なんせ本記事にたどり着き、今後乗っ取られないための対策法まで学べたんですから。
ぜひとも今回紹介した対策法を身に付け、2度と同じ目に合わないよう注意していきましょうね。
【超重要:手数料についてのご案内】
人気のコインチェックなどを使っている方は手数料でかなり損しています。
なぜなら、仮想通貨の送金を行うたびに、1,000~1,500円が必要になってしまうから。
この送金手数料は、実はGMOコインであれば完全無料です。
もし選ぶ取引所を間違えると、年間で1万円以上の無駄な出費に繋がりかねません…。
「絶対に大損したくない」方は、送金手数料が"タダ"のGMOコインを使いましょう!
また、以下はNFT・メタマスクの関連記事になるので、気になるものがあればチェックしてみてくださいね。
>>NFTの保管方法を徹底解説!ハードウェアウォレットを使うのが最も安全です
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