本記事ではこのようなお悩みを解決します。
本記事の内容
- NFTアートの最適な画像サイズは?
- 参考にするNFTアートの画像サイズ確認方法
- 【初心者向け】NFTアートの描き方
- NFTアートの出品に必要な準備
- NFTアートの出品方法
結論から言うと、NFTアートに最適な画像サイズは「1,000×1,000px以上」です。
あくまでもおすすめなのでサイズに決まりはありませんが、多くの有名なNFT作品がこのサイズを採用しています。
本記事では、NFTアートの最適な画像サイズについて、OpenSeaの実例と共に詳しく解説していきます。
この記事を読むと、NFTを出品する際の画像サイズに困ることは無くなり、大きな失敗を避けられますよ!
【超重要:手数料についてのご案内】
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なぜなら、NFTの購入に必要な送金を行うたびに、1,000~1,500円が必要になってしまうから。
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「絶対に大損したくない」方は、送金手数料が"タダ"のGMOコインを使いましょう!
NFTアートの最適な画像サイズは?
記事の冒頭でもお伝えしましたが、NFTアートの画像サイズに明確な決まりはありません。
とはいえ、実際に有名なNFTコレクションでよく使われている画像サイズがあるんです。
結論:画像サイズは1,000×1,000px以上がおすすめ
結論、NFTアートに最適な画像サイズは「1,000×1,000px以上」を推奨します。
その根拠として、国内・海外で人気があるNFTのサイズ一覧をご覧ください。
コレクション名 | 元の画像サイズ(px) | OpenSea上の表示画像サイズ(px) |
Crypto Punks | 336×336 | 336×336 |
Kawaii Skull | 384×384 | 384×384 |
Zombie Zoo | 512×512 | 512×512 |
BAYC | 631×631 | 631×631 |
CNPJ | 1,000×1,000 | 1,000×1,000 |
CNP | 2,000×2,000 | 1,000×1,000 |
CryptoNinja | 2,000×2,000 | 1,000×1,000 |
TMA | 2,000×2,000 | 1,000×1,000 |
CLONE X | 2,000×2,000 | 1,000×1,000 |
Azuki | 2,000×2,000 | 1,000×1,000 |
NTP | 2,000×2,000 | 1,000×1,000 |
XANA | 2,000×2,000 | 1,000×1,000 |
見てもらえれば分かるとおり、有名NFTコレクションの画像サイズのほとんどは1,000×1,000px以上になっていますよね。
プラスでどれも縦横比1:1の正方形で作られているのもお分かりいただけるかと。
そのため、NFTアートを作る流れとしては以下のようにすると良いでしょう。
- 1. とりあえず2,000×2,000pxほどで作成
- 2. OpenSeaにアップする
- 3. 1,000×1,000pxに圧縮される
本当にNFTアートの画像サイズは自由ですが、人気のNFTコレクションをマネしておくのが無難です。
【補足①】ドット絵は1,000×1,000px以下が多い
以下の3つのNFTコレクションは、どれも世界的に有名なドット絵ですが、すべて1,000×1,000px以下になっています。
コレクション名 | 元の画像サイズ(px) | OpenSea上の表示画像サイズ(px) |
Crypto Punks | 336×336 | 336×336 |
Kawaii Skull | 384×384 | 384×384 |
Zombie Zoo | 512×512 | 512×512 |
ドット絵は多少粗さがあっても作品の仕上がりに影響が出にくいので、小さめに作られることが多いです。
そのため、ドット絵の作成に興味がある方は特に画像サイズは気にする必要は無いでしょう。
【補足②】OpenSeaで出品できるファイル形式について
OpenSeaにアップロードできるファイルの種類は以下の通りです。
画像 | JPG, PNG, GIF, SVG |
動画 | MP4, WEBM, MP3 |
音楽 | WAV, OGG |
3Dモデル | GLB, GLT |
また、最大ファイル容量は100MBとなっています。
参考にするNFTアートの画像サイズ確認方法
参考にしたいNFTアートの画像サイズは、超かんたんに調べられます。
以下の2パターンの確認方法をそれぞれ見ていきましょう。
- 本来の画像サイズの確認方法
- OpenSea上での画像サイズの確認方法
本来の画像サイズの確認方法
OpenSeaに出品する前の、元の画像サイズの調べ方を紹介します。
まずはサイズを確認したいNFTの作品ページから、画像を左クリックします。
次に画像を右クリックして「名前を付けて画像を保存」をクリック。
そして保存した画像にカーソルを合わせると、本来の画像サイズを確認することができます。
OpenSea上での画像サイズの確認方法
OpenSeaで圧縮された後の画像サイズの調べ方です。
まずは、確認したいNFTの作品ページから、画像をそのまま右クリック→「名前を付けて画像を保存」をクリックします。
あとは保存した画像にカーソルを合わせると、画像サイズを確認することができますよ。
【初心者向け】NFTアートの描き方
NFTアートの描き方で主な方法は、以下の2つです。
- ドット絵の描き方
- イラストの描き方
- 【おまけ】ジェネラティブNFTの作成方法
では1つずつ見ていきましょう。
ドット絵の描き方
ドット絵はスマホアプリ1つで簡単に作れます。
アプリの種類はいろいろありますが、中でも8bit painterが個人的に使いやすくておすすめです。
8bit Painter
Takayuki Miyagawa無料posted withアプリーチ
必要最低限の機能はしっかり充実しているので、初心者の僕でも直観で操作しやすいと感じています。
ちなみに30分ほどで下のようなレベルのドット絵であれば作れましたよ(笑)。
おはようございます☀️
朝からEDO1のファンアートに挑戦してみました!
難しすぎるわドット絵。
絵の才能なさすぎるわ自分。あ、ホワイトリスト申請は今日までなのでお忘れなく〜😉#EDO1 #ファンアート pic.twitter.com/a8JSiS4sXx
— けんとよ@仮想通貨ブログ×大学生 (@kentoyo_crypto) October 19, 2022
詳しい使い方などは、以下の動画を参考にしてみてください。
https://youtu.be/KgwY1eVPcTo
また、世界的に人気があるクリプトパンクスのようなNFTを作ってみたい方は、以下の記事をどうぞ。
>>【無料】CryptoPunks(クリプトパンクス)風NFTの作り方を解説!出品方法やアプリも紹介
イラストの描き方
イラストにチャレンジするのであれば、人気のibis paintX (アイビスペイント X)がおすすめです。
アイビスペイントX
ibis inc.無料posted withアプリーチ
無料とは思えないほど高機能が備わっていて、初級者から上級者まで幅広く利用されています。
使い方は以下の動画が参考になりますよ。
また、NFTアートの作り方に関する内容をザックリ知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
>>【NFTアートの作り方】おすすめのスマホアプリ5選!ドット絵・イラスト
【NFTアートの作り方】おすすめのスマホアプリ5選!ドット絵・イラスト
続きを見る
【おまけ】ジェネラティブNFTの作成方法
この部分は少し高度ですが、PCソフトでジェネラティブNFTを作ることもできます。
ジェネラティブNFTとはコンピューターによって自動生成されたNFTのことです。
プログラムを駆使して、色や服装などのパーツを組み合わせることで、色んなパターンのNFTを大量に作ることができます。
例えば、日本トップクラスの人気を誇る「CryptoNinja Partners (CNP)」も実はジェネラティブNFTの一つです。
ジェネラティブは初心者には正直かなりハードルが高いです。
ただ、もしチャレンジしてみたいという方は、以下の記事が参考になるので見ながら頑張ってみてください!
画像サイズ以外も大事!NFTアートの出品に必要な準備
NFTを出品する前に、以下の4つを準備しておきましょう。
- 仮想通貨取引所の口座
- MetaMask(メタマスク)
- OpenSeaのアカウント
- 3種類の画像
1つずつ詳しく見ていきます。
仮想通貨取引所の口座
まずはNFTに必要なGMOコインの口座を作りましょう。
GMOコインの口座を持っていないと、もしNFTが売れても日本円に戻すことができません。
国内大手のGMOコインがおすすめな理由は、以下の通りです。
もし口座開設のやり方に不安がある方は、関連記事「【GMOコインの口座開設方法を解説!【スマホで簡単】」を参考にしてみてください。
MetaMask(メタマスク)
口座を作れたら、次はメタマスクをインストールします。
MetaMask(メタマスク)は簡単にいえば、仮想通貨を入れておくためのお財布のようなものです。
メタマスクのインストール方法に関しては以下の記事で解説してあります。
10分もあればかんたんにできるので、サクッと済ませておきましょう。
>>【簡単】MetaMask (メタマスク) ウォレットの作り方を画像付きで解説
【簡単】MetaMask (メタマスク) ウォレットの作り方を画像付きで解説
続きを見る
OpenSeaのアカウント
OpenSeaとは世界最大級のNFTマーケットプレイスのことです。
このOpenSeaに仮想通貨のお財布であるメタマスクを接続させます。
まずは、OpenSeaのページを開きましょう。
公式サイトへ移ったら、画面右上の人のマークをクリックし、そこから「Settings」を選択します。
次の画面で「MetaMask」をクリック。
そして、「署名」をクリックします。
これでOpenSeaにメタマスクを登録できました。
3種類の画像
OpenSeaで出品する際に、以下の3つの画像を設定することになります。
役割 | 推奨サイズ(px) | |
ロゴ画像 | アイコンのようなもの(必須) | 350×350 |
アイキャッチ画像 | 検索時に表示される画像 | 600×400 |
バナー画像 | ロゴ画像の背景 | 1,400×350 |
それぞれの画像は、実際にOpenSeaでは以下のように使われています。
バナー画像とアイキャッチ画像は必須ではありませんが、本気で取り組んでいきたい方は作っておくと良いですよ。
NFTアートの出品方法
では、いよいよOpenSeaでのNFTの出品方法を解説していきます。
手順は以下の3ステップです。
- 1. コレクションを作る
- 2. アイテムを登録する
- 3. NFTを出品する
では、1つずつ見ていきましょう。
1. コレクションを作る
まずOpenSeaの公式ページにアクセスし、画面右上のアイコンをクリックして「My collections」を選択します。
そしてメタマスクが開かれるので、「署名」をクリック。
以下の画面で「Create a collection」をクリックします。
ここからはコレクションの情報を入力していきます。
まずはイメージ情報から。
- Logo image:コレクションのロゴ画像
- Featured image:一覧ページなどで表示される時のアイキャッチ画像
- Banner image:コレクションページのバナー画像
次にコレクション名やカテゴリーを設定します。
- name:コレクション名
- URL:コレクションのURL
- Description:コレクションの詳細説明
- Category:コレクションの出品カテゴリー
ちなみに「Category」は以下の中から選べます。
次にSNSアカウントなどをお持ちであれば、ここで設定しておきましょう。
「Creator earnings」はロイヤリティ(2次販売手数料)のことです。
設定方法としては、まず「Add address」をクリックします。
そして、ウォレットアドレスを入力し、ロイヤリティを0~10%の内から設定しましょう。
次に、販売通貨を設定します。
まず、Blockchainを「Ethereum」または「Polygon」から選びます。
市場規模が大きいのは「Ethereum」の方です。
なので、これからNFTを出品して本気で売っていきたいという方は「Ethereum」を選んでおきましょう。
コレクションの表示方法を設定します。
ここはお好みで大丈夫です。
出品内容が過激な方のみ、「Explicit & sensitive content」をオンにします。
それ以外の方はノータッチでOK。
最後に「Create」をクリックすれば、コレクションの作成は完了です。
2. アイテムを登録する
次に、販売したい作品を登録していきます。
OpenSeaのトップページの画面右上にある「Create」をクリックします。
作品のアップロードや情報を設定していきます。
- Image,Video,Audio,or 3D Model:ここに作品をアップロードする
- Name:作品の名称
- External link:作品のURL
ここも作品の詳細情報の入力です。
- Discription:作品の説明
- Collection:作品を登録するコレクションを選択
以下の詳細情報は、初心者の方であれば基本的にそのままでOKです。
Supply(供給量)は1のままでOK。
そして、「Blockchain」で作品を販売するブロックチェーンを選びます。
今のところ「Ethereum」を利用しているユーザーが圧倒的に多いです。
なので、作品をしっかり売りたいのであれば、「Ethreum」にしておくと良いでしょう。
ここまですべての情報を入力したら、「Create」をクリックします。
3. NFTを出品する
いよいよあなたの作品をNFTとして出品していきましょう。
まず、登録したNFTの作品ページの右上にある「Sell」をクリックします。
すると、NFTを出品方法が選べるページに移るので、「Fixed Price(固定額販売)」を選択しましょう。
やり方としては、以下の画面で必要事項を入力していくだけです。
- Type:「Fixed Price」を選択
- Price:出品価格
- Duration:販売期間
入力できたら、「Complete listing」をクリックしましょう。
これでNFTアートの出品は完了です。
また、他の出品形式や値下げのやり方などは以下の記事で解説してあるので、気になる方はチェックしてみましょう!
>>【NFTの売り方】OpenSeaでの出品方法を画像付きでわかりやすく解説
NFTの売り方!OpenSeaでの出品方法を画像たっぷりで分かりやすく解説
続きを見る
NFTアートの画像サイズに関してよくある質問
ここからは、NFTアートの画像サイズに関してよくある質問にお答えしていきます。
NFTって何が売れるの?
結論、デジタルデータであれば何でも売れます。
本記事ではドット絵やイラストを紹介しましたが、具体的には他に以下のようなものもNFT化して売られています。
- 写真/画像
- 動画
- 音楽
- ツイート
- ドメイン名
- ゲームアイテム
詳しくは関連記事「NFT(OpenSea)で売れるものを具体例付きで9つ紹介!販売方法も解説します」で解説してあるので、気になる方はチェックしてみてください。
出品にはいくらかかる?
無料です。
以前までは1万円ほどかかっていましたが、最近になって0円になりました!
✨初期費用が無料に✨
OpenSeaの仕組みがかわり、ついにイーサリアムメインネットでも無料でNFTが作れるようになりました‼️【Before】
1⃣ウォレット初期化
👉ガス代かかる
(初期組の私は15,000円払った記憶が)
2⃣作品をNFT化【After】
1⃣作品をNFT化NFT作って売ってみたい‼️という方はぜひぜひ🙌 pic.twitter.com/ly7gKQimHK
— おもち💎omochi.eth (@omochibigaku) October 10, 2022
コストをかけずにNFTを売れるようになったので、遊び感覚で何か出品してみるのもおすすめです。
参考にすべきNFTは?
日本で人気があるNFTコレクションを勉強してみると非常に参考になります。
以下の記事で注目を集めている31個のNFTアートをまとめてあるので、ぜひチェックしてみてください。
>>【レベル別】日本のNFTアートおすすめ31選!初心者から上級者までOKです
日本人のNFTアートおすすめ39選!人気作品をご紹介します【レベル別】
続きを見る
NFTを売るコツは?
NFTを売るコツは、主に以下のものが挙げられます。
- 購入後の特典を付ける
- コンセプトを明確にする
- イーサリアムで販売する
- SNSを活用する
- 「売れている」報告をする
- トレンドをおさえる
- 格安で販売する
- NFTマーケティングを学ぶ
- 有名NFTのファンアートを描く
それぞれについて詳しくは「NFTアートが売れないのはなぜ?その理由や売るための9つのコツをご紹介【宣伝方法あり】」で解説してあります。
NFTアートの作成は外注しても良い?
「どうしても自分では描けない!作れない!」という方は、外注してもOKです。
イラストの外注であれば、「ココナラ」がおすすめ。
NFTクリエイターの方もいらっしゃるので、ぜひ上級者の方にお願いしてみましょう。
スマホで出品はできる?
可能です。
ただし、スマホでのNFT取引はかなりやりづらい部分があります。
そのため、できればPCの使用を推奨します。
NFTの利益には税金がかかる?
もしNFTで売り上げが出たら税金がかかります。
仮想通貨と同じで「雑所得」に分類されますが、NFTはまだ法整備が追い付いていないので税制について完全に明確ではありません。
もし税金に関して分からないことがあれば、「税についての相談窓口」に相談してみてください。
まとめ:NFTアートの最適な画像サイズが分かったら出品しよう!
本記事では、NFTアートの最適な画像サイズについて、OpenSeaの実例と共に詳しく解説していきます。
繰り返しになりますが、「1,000×1,000px以上の正方形」がNFTアートの最適な画像サイズです。
アプリでドット絵やイラストを作れたら、まずはこのサイズを採用して気軽に出品してみましょう。
また、以下はNFTの関連記事になるので、気になるものがあればチェックしてみてくださいね。
>>【NFTの売り方】OpenSeaでの出品方法を画像付きでわかりやすく解説
NFTの売り方!OpenSeaでの出品方法を画像たっぷりで分かりやすく解説
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>>【NFTアートの作り方】おすすめのスマホアプリ5選!ドット絵・イラスト
NFT(OpenSea)で売れるものを具体例付きで9つ紹介!販売方法も解説します
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