本記事ではこのようなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 写真とNFTは相性バツグン【売れやすい】
- NFT写真が売れている5つの事例
- 【売り方】NFT写真を出品・販売するための費用は?
- 【売り方】写真をNFT化して出品・販売する方法 6ステップ
- 写真のNFTを売るためのコツ
自分の写真をNFTとして販売してみたいという方は多いのではないでしょうか?
実際にTwitterなどを見ていると売れている事例をよく見かけるので、憧れてしまいますよね。
宣伝枠とか使おうと思って2箇所くらいで書かせてもらったけど、
他は全然使ってなくてみなさんの拡散でここまで来ました、、
それで個人クリエイターのNFT写真が11日で79枚売れたの、冷静に考えてすごくない、、??😭✨
自分はホルダーさんに恵まれすぎている😭 https://t.co/YUQyoR60cZ— りさ😪📸NFTphotographer (@risano_phototwi) January 20, 2023
そこで本記事では、写真をNFT化して出品・販売する方法を解説していきます。
この記事を読み終わるころには、あなたが持っている写真の売り方を完ぺきにマスターし、稼ぐ手段を1つ増やせますよ!
【超重要:手数料についてのご案内】
人気のコインチェックなどを使っている方は手数料でかなり損しています。
なぜなら、NFTの購入に必要な送金を行うたびに、1,000~1,500円が必要になってしまうから。
この送金手数料は、実はGMOコインであれば完全無料です。
もし選ぶ取引所を間違えると、年間で1万円以上の無駄な出費に繋がりかねません…。
「絶対に大損したくない」方は、送金手数料が"タダ"のGMOコインを使いましょう!
写真とNFTは相性バツグン【売れやすい】
NFTと写真って実はめちゃくちゃ相性が良いんですよ。
なぜなら、写真をNFT化すると無断利用を防ぐことができるようになるから。
インターネット上に普通に写真を掲載すると、簡単にコピーされてしまうので、どれが本物なのか分からなくなるという問題があります。
しかし、NFTの技術によって写真のようなデジタルデータに唯一無二の価値を持たせることができるようになりました。
写真をオリジナル作品だと証明可能になったので、従来の問題を解決することができます。
このことから、写真をNFT化するメリットはかなり大きいと言えるでしょう。
NFT写真が売れている5つの事例
NFT写真の販売事例として、以下の5つを紹介します。
- ZOZO前澤氏の地球の写真
- インドネシアの大学生の自撮り写真
- ドージコインの柴犬の写真
- 女優:広瀬すずの写真集
- ヘリコプターから撮った夜景
では、1つずつ見ていきましょう。
ZOZO前澤氏の地球の写真
ZOZOの前澤氏が宇宙から撮った地球の写真をNFT化して販売しました。
宇宙で撮った初めての写真をNFTにしました。
作品タイトルは「Rendezvous(ランデブー)」
宇宙から発行された世界初のNFTです。https://t.co/yRTS9N32lb— 前澤友作@MZDAO (@yousuck2020) December 16, 2021
「世界初の宇宙から発行されたNFT」ということで話題になりました。
このNFT作品には、写真撮影時の船内からの映像や、交信記録などが含まれています。
インドネシアの大学生の自撮り写真
インドネシアの男子大学生ゴザリ氏が自撮り写真をNFT化して販売し、売り上げが1億円を超えたことで話題になりました。
「そんなに売り上げを出せる自撮りって何!?」と思うかもしれませんが、下の画像のようなただPCの前に座る自分を撮った写真です。
小学生が自由研究で描いたNFTアートが300万円ほどで売買された事例などもあったことから、本当にどんなNFT写真が破格で売れるかは読めないですね。
ドージコインの柴犬の写真
仮想通貨のドージコイン(DOGE)のモデルになった「かぼすちゃん」という柴犬の写真がNFT化して販売され、約4億円で落札されました。
Current bid: 1,337.421 ETH ($3.1M) by @PleasrDAO
What do you guys think... $4.20 million⁉️
Let's elevate this to the moon! 🚀✨ #DogeNFTAuction
Join & bid now! ⤵https://t.co/PNbBKb6h9k
— 🌜🌞🌛 (@ourZORA) June 11, 2021
仮想通貨のドージコインじたいがかなり期待されていたので、これほど高額で落札されたのではないかと考えられます。
また、このかぼすちゃんの写真は無断利用されるケースが多く見られたことでも話題になりました。
女優:広瀬すずの写真集
女優の広瀬すずさんは、10周年記念写真集「レジャー・トレジャー」の発売を記念して、写真集の未公開カットをNFT化し、抽選で500名限定で販売しました。
初回発売本を購入すると応募が完了するという、NFT写真が特典になる仕組みに大きな注目が集まりました。
>>日本・海外でNFTを始めている有名人や芸能人を30名紹介
ヘリコプターから撮った夜景
まいけるひとし氏は、ヘリコプターに乗って上空約1,500メートル地点から撮った夜景をNFTとして販売しました。
現時点ではすでに出品された15枚の写真が完売しています。
ちなみにまいけるひとし氏はメインの写真家の活動をしつつ、その傍らでNFT写真も出品されていますよ。
【売り方】NFT写真を出品・販売するための費用は?
結論、出品することじたいは無料でできます。
以前までは1万円ほどかかっていましたが、最近になって0円になりました!
✨初期費用が無料に✨
OpenSeaの仕組みがかわり、ついにイーサリアムメインネットでも無料でNFTが作れるようになりました‼️【Before】
1⃣ウォレット初期化
👉ガス代かかる
(初期組の私は15,000円払った記憶が)
2⃣作品をNFT化【After】
1⃣作品をNFT化NFT作って売ってみたい‼️という方はぜひぜひ🙌 pic.twitter.com/ly7gKQimHK
— おもち💎omochi.eth (@omochibigaku) October 10, 2022
ただ、出品以外の部分では、以下ののような操作をする際にガス代(手数料)が数百円かかります。
- NFT写真の出品を取り下げる場合
- 写真に対してきたオファーを受け入れる場合
- NFT写真を他の人に送る場合
何千円も必要なわけではありませんが、念のため5,000円ほどのイーサリアム(仮想通貨)は用意しておくと安心かと。
【売り方】写真をNFT化して出品・販売する方法 6ステップ
いよいよ写真をNFT化して販売する方法を解説していきます。
手順は以下の6ステップです。
- ①:仮想通貨取引所の口座開設&イーサリアムを買う
- ②:メタマスクをインストールする
- ③:イーサリアムをメタマスクに送金する
- ④:OpenSeaのアカウントを作る
- ⑤:写真をNFT化する
- ⑥:NFT写真を出品する
では、1つずつ見ていきましょう。
①:仮想通貨取引所の口座を作る
NFT写真がもし売れたら、それを日本円に換金するために仮想通貨取引所の口座が必須になります。
そのため、まずはGMOコインの口座を作りましょう。
国内大手のGMOコインがおすすめな理由は、以下の通りです。
GMOコインの最大の強みは、送金手数料がタダになることです。
もし口座開設の手順に不安がある方は、「【GMOコインの口座開設方法を解説!【スマホで簡単】」を参考にしてみてください。
また、口座を作れたら、現時点でNFT写真の販売の取り下げやオファーの承認に必要なイーサリアムを買っておくと良いですよ。
以下の記事で画面を追いながらやってもらうと、5分ほどでカンタンに買えます。
>>【GMOコイン】イーサリアムの買い方・購入方法をわかりやすく解説【スマホ・PC】
GMOコインでイーサリアムの買い方をわかりやすく解説!【スマホ・PC】
続きを見る
②:メタマスクをインストールする
口座を作れたら、次はメタマスクをインストールします。
メタマスクは簡単にいえば、仮想通貨を入れておくためのお財布のようなものです。
メタマスクのインストール方法に関しては以下の記事で解説してあります。
10分もあればかんたんにできるので、サクッと済ませておきましょう。
>>【簡単】メタマスクの作り方やインストール方法をわかりやすく解説
③:イーサリアムをメタマスクに送金する
続いて、先ほど作ったメタマスクにイーサリアムを送金しましょう。
やり方はカンタンで、GMOコインからメタマスクのアドレス宛に金額を指定して送るだけです。
メタマスクのウォレットを作るのと同様、たいして難しい作業はないので安心してください。
>>【手数料ゼロ】GMOコインからメタマスクにイーサリアムを送金する方法
④:OpenSeaのアカウントを作る
OpenSeaとは世界最大級のNFTマーケットプレイスのことです。
このOpenSeaに先ほど作ったメタマスクを接続させます。
まずは、OpenSeaのページを開きましょう。
公式サイトへ移ったら、画面右上の人のマークをクリックし、そこから「Settings」を選択します。
次の画面で「MetaMask」をクリック。
そして、「署名」をクリックします。
これでOpenSeaにメタマスクを登録できました。
⑤:写真をNFT化する
次に、販売したい写真をNFTとして登録していきます。
OpenSeaのトップページの画面右上にある「Create」をクリックします。
作品のアップロードや情報を設定していきます。
- Image,Video,Audio,or 3D Model:ここに写真をアップロードする
- Name:写真の名称
- External link:写真のURL
ここも写真の詳細情報の入力です。
- Discription:写真の説明
- Collection:写真を登録するコレクションを選択
以下の詳細情報は、初心者の方であれば基本的にそのままでOKです。
Supply(供給量)は1のままでOK。
そして、「Blockchain」で作品を販売するブロックチェーンを選びます。
今のところ「Ethereum」を利用しているユーザーが圧倒的に多いです。
なので、作品をしっかり売りたいのであれば、「Ethreum」にしておくと良いでしょう。
ここまですべての情報を入力したら、「Create」をクリックします。
⑥:NFT写真を販売する
いよいよあなたの写真をNFTとして販売していきましょう。
まず、登録したNFT写真の作品ページの右上にある「Sell」をクリックします。
すると、NFTを販売方法が選べるページに移るので、販売形式を選択していきます。
販売方法は以下の4種類です。
- 固定額販売
- オークション
- ダッチオークション
- プライベートセール
では、1つずつ見ていきましょう。
固定額販売
固定額販売とは、最初に設定した価格でNFTを販売する形式です。
大半の方がこの販売形式を選んでいると言ってよいほど、メジャーな販売方法になります。
やり方としては、以下の画面で必要事項を入力していくだけです。
- Type:「Fixed Price」を選択
- Price:出品価格
- Duration:販売期間
入力できたら、「Complete listing」をクリックしましょう。
オークション
オークションとは購入希望者からのオファーの中でも、最終的に1番高い金額を掲示した方にNFTを買ってもらうという販売形式です。
人気があるNFTだと、よくこの販売方法が利用されます。
やり方としては、以下の画面で必要事項を入力していくだけです。
- Type:「Timed Auction」を選択
- Method:「Sell to highest bidder」を選択
- Starting Price:開始価格
- Duration:オークション期間
入力できたら、「Complete listing」をクリックしましょう。
ダッチオークション
ダッチオークションとは、時間が経つにつれて徐々に価格が下がっていく販売形式です。
先ほどのオークションとは違って、入札が入ったら即取引が成立します。
やり方としては、以下の画面で必要事項を入力していくだけです。
- Type:「Timed Auction」を選択
- Method:「Sell with declining price」を選択
- Starting Price:開始価格
- Duration:オークション期間
- Ending price:終了価格
入力できたら、「Complete listing」をクリックしましょう。
プライベートセール
プライベートセールとは、特定の相手に対してNFTを販売するための販売方法です。
固定額販売と途中までは同じですが、少しだけやり方が違います。
- Type:「Fixed Price」を選択
- Price:出品価格
- Duration:販売期間
ここまで入力できたら、「More options」をクリックします。
そして、「Reserve for specific buyer」をオンにし、販売したい相手のウォレットアドレスを入力します。
入力できたら、「Complete listing」をクリックしましょう。
これで写真をNFTとして販売できました。
また、詳しい出品方法は「【OpenSea】NFTの売り方・出品方法を画像たっぷりで解説」の記事で解説してあるので気になる方はどうぞ!
写真のNFTを売るためのコツ
いくら自分の自信作であったとしても、簡単にサクッと売れるということはほとんどないでしょう。
というのも、NFT写真を誰かに買ってもらうには、きちんと売るためのポイントを押さえることが重要になります。
特に大切なのはマーケティング(売れる仕組みづくり)の部分です。
✅売れないNFTクリエイターの圧倒的に足りない要素👇
それは"マーケティング力"です。
クリエイティブな人が多い NFT界隈では敵が多くいます。
そこで勝つには、"売り方"を変えれば簡単に売ることができます。
しかも NFTは驚異的な競合が少ないのでめちゃくちゃチャンスです。
マーケティング学
— いっしん| NFTマーケティング (@NFT_cryptosauna) April 10, 2023
実際に大きなNFTプロジェクトには優秀なマーケターが必ず存在しますし、NFTが売れている方は宣伝方法が上手です。
以下の記事では初心者の方でも意識できるNFTを売るコツを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
>>【宣伝方法】NFTアートが売れないのはなぜ?その理由と失敗を防ぐ9つのコツを解説
NFTアートが売れないのはなぜ?その理由や売るための9つのコツをご紹介【OpenSea】
続きを見る
NFT写真の出品・販売に関するよくある質問
ここから、NFT写真の出品・販売に関してよくある質問にお答えしていきます。
NFT写真の販売で稼げる?
はい、稼げます。
クリエイターの知名度にもよりますが、肌感では1作品5,000円ほどが相場かと。
ただ、ノリで販売してみた初心者の風景画が数万円で売れている事例もあるので、どれほど稼げるかは一概には言えません。
>>NFTは儲からない?その理由や利益を出すコツを紹介【販売・転売】
NFTが儲からないのはなぜ?3つの理由や利益を出すコツを解説!【転売・販売】
続きを見る
スマホでも写真は販売できる?
スマホでの販売はできません。
なので、写真をNFT化して販売するのであれば、PCで行うようにしましょう。
写真のサイズはどうなるの?
1,000×1,000pxより大きいサイズであれば、OpenSeaでは勝手に圧縮してくれます。
日本で人気があるNFTの画像サイズとしては、1,000×1,000px以上のものが多いですよ。
>>【OpenSea】NFTの最適な画像サイズについて実例付きで解説
NFTアートの最適な画像サイズは?OpenSeaの実例とともに解説
続きを見る
NFTは写真以外に何が売れる?
結論、デジタルデータであれば何でも売れます。
本記事では写真を紹介しましたが、具体的には他に以下のようなものもNFT化して売られています。
- イラスト
- 動画
- 音楽
- ツイート
- ドメイン名
- ゲームアイテム
NFT(OpenSea)で売れるものを具体例付きで9つ紹介!販売方法も解説します
続きを見る
写真以外のNFTを作るには?
例えば定番のイラストなどであれば、実はアプリ1つでかんたんに作ることもできます。
ちなみに以下は筆者が30分程度で作ったドット絵です。
クオリティは低いですが、こういった作品でも独自性を好いていただいて買ってもらえることも十分にあり得るでしょう。
>>【ドット絵など】NFTアートの作り方!おすすめのスマホアプリは5つある
【NFTアートの作り方】おすすめのスマホアプリ5選!ドット絵・イラスト
続きを見る
まとめ:写真をNFT化して売ってみよう!
本記事では、写真をNFT化して出品・販売する方法を解説してきました。
従来の写真とは少し違って、NFT写真では大学生の自撮りなどのような日常のシーンまでも売れることもあります。
つまり、技術などよりも意外性が評価されることもあるということ。
NFT写真であれば初心者から上級者まで多くの層にチャンスが広がるので、ぜひ一度持っているNFTを試しに売ってみましょう。
また以下はNFTの関連記事になるので、気になるものがあればチェックしてみてくださいね。
>>【OpenSea】NFTの売り方・出品方法を画像たっぷりで解説
NFTの売り方!OpenSeaでの出品方法を画像たっぷりで分かりやすく解説
続きを見る
NFT(OpenSea)で売れるものを具体例付きで9つ紹介!販売方法も解説します
続きを見る
>>【ドット絵など】NFTアートの作り方!おすすめのスマホアプリは5つある
【NFTアートの作り方】おすすめのスマホアプリ5選!ドット絵・イラスト
続きを見る
>>【OpenSea】NFTの最適な画像サイズについて実例付きで解説
NFTアートの最適な画像サイズは?OpenSeaの実例とともに解説
続きを見る